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小さなことからコツコツと!

新築工事にを施工するにおいて《構造用の金物》は必要不可欠なアイテムです。

昔の住宅は《伝統工法》と言われる家づくりで、大工の棟梁は様々な《継手》と呼ばれる木材料を一本一本丁寧に刻み木と木を組み合わせて一軒の家を完成させます。

しかしながら現代の家づくりでは耐震性の理由もあり《構造金物》ありきでの家づくりが一般的となっています。

 

(マジックでのマーキングは増し締め作業済の証です)

ですから建前より一定程度を過ぎた段階で現場監督は《構造用金物》の増し締め作業は重要な工程なのです。

 

地味な作業ですが高棟建設のこだわりを具現化する事でもあります!!!

 

 

 

階段が完成!!!

「陽だまりの家」の階段が取り付きました。

木材は《神奈川県産材の桧材》です。

 

 

 

 

階段も通常はプレカットで組み立てることが通常ですが、この現場はコツコツと大工さんが心を込めてすべての工程を手造りで進めました。

《ローカル・ファースト》を少しでも進めたいと考えている【木と漆喰の家】です!

 

 

《シロアリ対策》は、木酢液の・・・

工程が前後しますが【木と漆喰の家】《シロアリ対策》は木酢液とヒバ油等自然素材での《防蟻施工》を行っています。

 

 

この防蟻処置を決めたのは、家をシロアリから守るだけでなく作業をする作業員の健康を考慮することも大切と考えたからです!!!

 

 

《木工事中間社内検査》を実施

本日(8月22日)は《木工事中間社内検査》をおこないました。

各自が現場内を一回りし施工状態の確認後、現場で即ミーティングです。

 

 

まずは、前回の社内検査での指摘事項の是正の確認から始まります。

その後、各人の報告をみんなで確認及び検証を行い、必要であればその場での是正。

社内検査はその建物の《質》を高めると共に社員の《質》も高める大切な場です!

 

 

この仕事が『技』の見せ所!

セルロースファイバーによる断熱工事も完了し、いよいよ《階段》の施工がはじまりました。

通常は、この階段工事も《プレカット》という工場で下ごしらえを終えた部材を大工さんが組み立てるだけの場合が多いのですが、【木と漆喰の家】は神奈川県産材の《桧材》を大工さんが一からつくり上げます。

この《階段》施工がすんなりできれば大工さんとしては合格点!

高棟建設の最年少大工も一人頑張っています。

 

 

ノミを入れる位置はその材の《乾燥具合》《その日の湿度》を鑑みて慎重かつ大胆に進めます。

 

 

セルロースファイバーの断熱工事です!

【木と漆喰の家】の断熱は《セルロースファイバー》を使用した断熱です!

原料は《新聞紙》

 

 

山から切られた《木》が住宅用の木材となり50年間《CO2を固定》、

建物が寿命を迎え、解体された家の木材はチップとなり新聞紙になります。

そん新聞紙はセルロースファイバーの断熱材として建物の床下・壁・屋根に充てんされ更に50年《CO2を固定》します。

高棟建設が使用しています《山長商店》の木材は山の木を伐ったらその分ちゃんと《植林》を行います。ですので山から切られた木の《CO2を100年固定》することは、新しい世代が2巡するので《地球の環境保全》にとても貢献する家づくりなのです。

 

 

《セルロースファイバー》は専門の職人さんが丁寧にホースで壁の中にブローイング(吹き込んで)しています。(吹き込んだ穴はちゃんと閉じますのでご安心を)

 

 

 

バルコニーの防水工事の様子です!

陽だまりの家のバルコニーは建物と一体になっている構造なので《防水工事》が必要となります。

通常、この様なバルコニーにおいての防水工法は《FRP防水》を採用している建築会社がほとんどでしょうが、高棟建設の【木と漆喰の家】は《FRP防水》ではなく《水性系の防水材》を使っています。(この防水材は新幹線の屋根の防水にも使われており一定の性能が認められている事、万が一その材料が作業をしている職人さんの口に入ってしまっても安全である事などの理由からです)

理由は作業をする職人さんと地球環境の為!

有機溶剤を使用する《FRP防水》は自然素材での家づくりに反する事と作業をする職人さんへの健康被害を考慮するからです。

 

 

下地には耐火耐水ボードを敷き、その上に合計5工程で完成させます。(下地の耐火耐水ボードが濡れないようにシートで養生する事が性能の確保に必要な作業となります。

 

 

 

施工時は有機溶剤は使っていませんが送風機を使用しての安全作業に心掛けるのです。

ドレイン(排水)廻りや掃出しのサッシ取付け部分は時に丁寧な作業が必要です。

 

 

 

そんな、素敵な職人さんの知恵と技で【木と漆喰の家】は造られてます。

 

 

良い家をつくる為の工夫です!

『陽だまりの家』の現状です。

 

 

何気ない現場の写真ですが、こんな所にも工夫が仕込まれ家いるのです。

《黄色い丸》は、給気口とエアコン用のスリーブ(穴)です。

【木と漆喰の家】の断熱材は《セルロースファイバー》ですので、断熱工事の後での穴あけは至難の業。そこで、事前に周辺の壁とは区画を区切ってスリーブ(穴)をあけます。

そうする事で断熱の高い精度での施工が出来、十分な性能を得るための工夫です。(スリーブ管の隙間は綿状の断熱材を詰め込み断熱性能を確保します。

《青い丸》は、焼き土台。

高棟建設では35年以上この施工を行っています。桧の土台の4面を大工さんがバーナーで焼き焦がすます。その事で、桧の土台の耐久性向上だけでなくシロアリに対する効果も期待できる施工方法です。

《赤い丸》はさて?・・・

これは、大工さんの工夫。

現場には様々な道具や金物、材木などの部材でいっぱいです。それを整理整頓しながら仕事をするのが腕の良い大工さんの条件でもあります。この様な簡易的な棚を複数設けることで床面に置く部材を減らし安全で効率的な施工が可能となるのです。

 

こんな些細な事の積み重ねで《良い家》が出来るのです。

今週末は『陽だまりの家』に於いて構造現場見学会を行います。より多くのみなさまに高棟建設の家づくりを知って頂きたいので、みなさまのご参加をお待ちいたしております。

詳しくは→→高棟建設のホームページ←←をご覧下さい。

 

 

『陽だまりの家』が上棟しました!

『陽だまりの家』が上棟しました。

 

 

構造材はいつもの《紀州・山長商店》さんの杉や桧材をふんだんに使っています。

土台は桧材の表面を大工さんが一本一本ガスバーナーで焼きを入れた《焼き土台》

桧と言う耐久性の高い材ですが、表面に焼きを入れることで更に耐久性をアップさせます。

2階の床には《無垢ボード》を上棟時に敷き詰め《耐震性の向上》はもちろんのこと《作業の安全性の向上》にもなっています。

そんな『陽だまりの家』の構造現場見学会7月29日(土)に行います。

詳しくは高棟建設のホームページをご覧下さい(←こちらをクリック)

 

高棟建設の構造に関する考えやこだわりをお伝えできればと思います。

お施主様、誠におめでとうございます!

安全な作業に努めます。

 

 

「陽だまりの家」基礎工事です!

「陽だまりの家」の基礎工事の様子です。

地盤調査の結果、特別に地盤改良の必要が無かったのでそのままの流れで基礎工事です。

地盤の一部を削り取り《地中梁》と言われる建物の構造上重要な壁(耐力壁)と一致する部分をつくります。

その掘削が完了後、湿気が建物の内部に侵入することをカットするための《防湿フィルム》を施工します。

 

 

その防湿フィルムの保護も含め《捨てコンクリート》を施工します。(捨てコンクリートがあることで次工程の鉄筋の配筋施工の精度も上がる効果もあるのです。)

基礎ベース部分の鉄筋の配筋、フックと言われる立ち上がっている鉄筋の先端をぎゅにゅっと曲げ返す施工をする事で鉄筋とコンクリートの絡みの度合いが増し結果、より耐震性の高い基礎となるのです。

 

 

基礎ベース部分のコンクリートを打設しましたら、基礎立ち上げ部分の型枠とアンカーボルトなどの金物の施工。高棟建設ではアンカーボルトが適切に施工する為に特別な治具を使っています。

 

 

基礎工事は工事序盤の最重要な工程です、万全の施工に心掛けています。(社内検査も2回行っています)

 

 

 




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