陽だまりの家のバルコニーは建物と一体になっている構造なので《防水工事》が必要となります。
通常、この様なバルコニーにおいての防水工法は《FRP防水》を採用している建築会社がほとんどでしょうが、高棟建設の【木と漆喰の家】は《FRP防水》ではなく《水性系の防水材》を使っています。(この防水材は新幹線の屋根の防水にも使われており一定の性能が認められている事、万が一その材料が作業をしている職人さんの口に入ってしまっても安全である事などの理由からです)
理由は作業をする職人さんと地球環境の為!
有機溶剤を使用する《FRP防水》は自然素材での家づくりに反する事と作業をする職人さんへの健康被害を考慮するからです。
下地には耐火耐水ボードを敷き、その上に合計5工程で完成させます。(下地の耐火耐水ボードが濡れないようにシートで養生する事が性能の確保に必要な作業となります。
施工時は有機溶剤は使っていませんが送風機を使用しての安全作業に心掛けるのです。
ドレイン(排水)廻りや掃出しのサッシ取付け部分は時に丁寧な作業が必要です。
そんな、素敵な職人さんの知恵と技で【木と漆喰の家】は造られてます。