家づくりの流れ

家づくりの流れ家づくりの流れ



御来社打合せ


当社の家づくりのご説明はもちろん、『自然素材は高いんじゃない?』『自然素材の家はメンテナンスが大変?』『家づくりの資金はどの位必要?』等々、皆さまの家づくりの不安やさまざまなご質問、ご相談にお答えします。



設計契約


ご相談が進み、ご依頼と基本的なプラン方針が決定。予算の目安がつきましたら、より具体的な設計に進みます。この段階でお客様と『設計契約』を結ばさせて頂きます。契約金は1物件50万円のお支払いをお願いしております。(この代金は後日の建物請負契約時、建築資金の一部として充当させて頂きます)

実施設計・最終確認〜建物請負契約


基本設計に基づき、材料・寸法・設備など細部を決定。実施設計および御見積書が出来上がりお客様のご確認を頂きましたら、いよいよ建物請負契約の締結となります。



着工式


高棟建設では工事を始める前お客様と家づくりに携わる協力業者さんと着工式を行っています。単に顔合わせの集まりではなく、お施主様が実際に施工をする職人さん達に自分たちの家くりへの思いを話して頂き、 施工を受け持つ職人さんはその思いを受けて施工にあたる、家づくりのベクトルを合わせる事で図面や仕様書にはないプラスアルファー生みだすエッセンスになると思っています。

ここからが高棟品質のポイント! 例えば、設計図を基につくられたプレカット図(木の組み方を描いた図面)のチェック、土台や梁の継ぎ手(つなげる部分)は何処が最適なのか、基礎(特に人通口)と土台との関係、耐力壁(地震や風の力に抵抗する壁)にある筋違(すじかい)と柱・梁などとの接合部の金物補強を含めたチェックなど、工事着手前に現場管理者が念入りに事前準備を行います。



地鎮祭


地鎮祭とは、「コトシズメノマツリ」と読み建築工事に先立ちその土地の神を祭って工事の安全を祈願する儀式です。祭神は産土神(ウブスナノオオカミ)、大地主神(オオトコヌシノオオカミ)で、出産の守り神、大地を意味する神となっています。大地をけがする事に対して許しを乞い、地のけがれを鎮めるわけですが、昔は建物の中心と 北東、南西、西南、西北の四隅に人形や鉾、玉、銭などを埋めていました。

高棟建設の場合は、祭壇、斎竹(いみたけ)、神饌(神にお供えする物)の準備から神官の手配、送迎、お礼まで全てを手配させて頂いております。お施主様はお茶碗一杯分のお塩とお米をお持ち下さい。費用につきましてはお問い合わせ下さい。

上棟式


家づくり最大のイベント『上棟式』。棟梁と呼ばれる大工さんのリーダーの下、手際良く木材を組み建て家の形にします。『いの一番』は、建前の作業で一番初めに建てる柱の位置(い通りと1番通りの交差する柱)をいいます。また、棟(むね)と言われる屋根の一番高い所には『へいごし』と言うお飾りを取付けます。


京都の千本釈迦堂(正式名称:大報恩寺)の『おかめ物語』

建物の上棟時、棟(むね)と言われる一番高い木組みの部分に『へいごし』と呼ばれるお飾りを立てます。それは、その家とその家族の幸せと厄除けを願うもので、その『へいごし』にこんな話があります。

鎌倉時代に大報恩寺の本堂(釈迦堂)を作った大工の棟梁(高次)は、大事な柱の寸法を間違い短く切ってしまいました。そのことを知った妻のおかめ(阿亀)が枡組を使うようにアドバイスし、高次は無事に本堂建築の大任を果たすことができました。しかし、おかめは女のアドバイスで棟梁が仕事を完成させたことを知られてはいけないと本堂の上棟式を待たずに自害してしまいました。高次は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈っておかめの面を御幣につけて飾ったと言われています。

この話を伝え聞いた人々が、貞淑で才知に長けたおかめ(阿亀)の菩提を弔うために、大報恩寺の境内に宝篋印塔(おかめ塚)を建てました。この言い伝えから、大工の信仰を集め今日でも上棟式にはお多福の面を着けた『へいごし』が飾られるようになったと言われています。



社内検査


社内検査は『基礎』『上棟』『中間』『木工事完了』『完成』と基本5回、検査員は社員全員で確認します。検査後はその結果を持ち帰って社内会議を行い、即改善が必要な場合はアクションを起こします。また、良かった点や改善点を討議、社員の現場管理能力のレベルアップを図ると共に大切な社員教育の場でもあります。



第三者検査と瑕疵保証


『基礎』と『構造躯体』の確認できる工程で、第三者による検査が入ります。高棟建設ではJIO(日本住宅保証検査機構)と住宅保証機構の2社に登録、この検査にパスすることで、住宅瑕疵担保保険が適用されお引き渡し後10年間の瑕疵に対応しています。また地盤についても着工前に地盤調査を行っており、適切な施工の後、お引き渡し後10年間の地盤保証が付きます。



お引き渡し


各工程内での検査やチェック全てに合格した建物が、お客様にお引渡しされます。 設備機器の仕様説明や各種取扱説明書の交付、アフターサービス基準の説明、 最後にメインキー(玄関ドア鍵)をお渡しし、無事お引き渡し完了です。



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