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遡ること数十年、高度経済成長期と言われる時代がありました。当時は住宅不足が深刻化し、住宅供給は国をあげての急務でした。
そこで、ハウスメーカーは工場で短期間に安く大量に生産できる建材を開発し、簡単に組み立てが行える建築方法を進めていきます。
そして化学物質からつくられた「新建材」と呼ばれる建材だらけの画一化された家が、全国に溢れるように建てられていったのです。

案の定、化学物質からつくられた新建材からは、身体に有害な物質が放散し、そこに住む人々にシックハウス症候群といわれる様々な疾病をもたらしました。
そのような化学物質の建材は、リフォームや建て替えの際にも簡単には燃やすなど処分することができませんし、年月をかけても土に還すことはできません。
化学物質からつくられた建材で覆われた住宅は、湿度の高い日本の気候風土の中では湿気を取り込んだままになり、結果構造木部の劣化は一層進み、30年もすれば
建て替えが必要になるほど朽ちてきます。一方的にハウスメーカーが利益のために住宅の短サイクル化を見越して新建材を押し付けてきとたまでは言いませんが、
一生に一度の大変大きな買い物である家が、こんな安易な使い捨て大量消費の古い価値観や考え方で押し着せられるモノであっていいはずはないのです。

自然に恵まれた日本では、自然のものを用い、古くから受け継がれた先人の知恵を暮らしに活かしてきました。
化学調味料を食し、化学繊維の洋服を着て、化学物質に覆われた住宅で暮らす人など、長い歴史の中で数十年前までは存在しなかったのです。
しかし時代も変わり、家族のかたちも、暮らしのかたちも、エネルギーの使い方も、ライフスタイルも、コミュニティのかたちも大きく変わりました。
住む人のかたちの変化で、少しずつ木の家、本物の自然素材の家の良さが見直されるようになってきました。
生まれた時からものには不自由のない、ものの溢れる時代に育った若い世代の人たちの中にも、
家や暮らしの本質・本物を見極められる高いリテラシーを持った頼もしい人々も増えてきました。

食品は産地や加工元を「普通に気にして」購入するような時代になりました。
ましてや住宅という一生に一度の大事業、これから長い年月を暮らしていく場だからこそ、
その材料の素性も成分もうやむやで、見かけのデザインや価格だけで決めてしまうようなことのないよう心に留めていただきたいものです。



自然素材の家が気になる方は、まずは本物の自然素材の家に行き、五感で体感してみることから始めてみてください。

できるだけ、高棟建設のような国産材100% !、法定基準値でも甘い!とダメだしをするような、材料や品質に徹底的にこだわり抜く、
"本気度の高い"会社がつくっている家を内覧して、空気を吸って、とことん自然素材の家づくりへのこだわりを聞いてみましょう。
本物の自然素材の家は、
空気が違います。
裸足で床に触れてみましょう。暖かさが違います。
五感に感じるやわらかさ、優しさがあります。
シンプルな贅沢を感じます。
何より、本物の自然素材の家は「心地よさ」が違います。
心地よい暮らしの素敵な秘密が、自然素材の木の家の中にあります。ぜひそれを見つけてみてください。

> 次は自然素材の家の「風合い」「古びの美」について考えてみます。




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