works14 奥様のこだわり手づくりキッチンのある家

奥様がプロデュースした、手づくりキッチンが自慢の我が家。

外観はシンプルなモルタルですが、玄関側のフロントフェースに「焼杉」を貼り、特徴を持たせました。大工さんの手づくり焼杉は外構のフェンスにも利用し、建物と一体感を出しています。

高棟オリジナル木製玄関引戸を開けると畳の前室が、と思いきやそこはれっきとした和室。多機能な空間を持たせることで、建築面積は抑えても生活するのには狭さを感じさせない高棟建設のアイデアです。

和室と一体化したリビング、でも襖で仕切る事も出来ます。普段は開けっ放し、必要に応じて間仕切る賢い間取りを提案します。

左:和室の畳は琉球畳をご希望の方が多いようです。コスト的には半畳でも一般的な畳の一畳と同じなのでちょっとコストがかかってしまいますが、そのちょっとが予想を超えた良いお部屋になっている事も・・・。
右:奥さまが一番気合いの入ったキッチンです。キッチンセットはもちろんですが背面収納も予め何を収納するか奥様が熟慮したスケッチをベースに家具屋さん[無垢の会(http://www.threed.co.jp/mukunokai/)]が心をこめて造ってくださいました。


左:2階の共用スペースは勾配天井と化粧で見せたタイコ梁がドカーンと!吹抜けに面したスタディスペースはお母さんが子供の気配を感じられる繋がりのある間取りとしています。
右:コストダウンの提案。洗面所の収納なのですが、予め入手しておいた藤などのボックスをそのサイズに合わせて大工さんが棚をつくります。引き出しや扉は結構コストがかかるのでこのような工夫でコストダウンを提案しています。