庭の盆栽の景観を愉しむ住まい

 

鎌倉T様邸 木と漆喰の家 style07

設計のポイント

夏過ごしやすく冬暖かい機能的な設計は、暮らしを快適にするだけでなく、楽しさを演出します。

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つながりが楽しい吹き抜け


リビングのソファーに座ってふと上を見上げると、木造の表しと、漆喰の壁で雰囲気の良い吹き抜けになっています。吹き抜けの4面には外の灯りをふんだんに取り込む窓と、寝室につながる開き戸が設置されています。開口部によって空間と空間のつながりを印象づけるデザインになっています。天井が高いことにより、実際の広さより開放感を感じる設計になっています。

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飽きのこない外観デザイン


奥様の要望で付けられた木製ウインドウがデザインのアクセントになっています。切妻の屋根とデッキ全体にかかる下屋のバランスが良く、安定感の感じるフォルムです。母屋の周りには四季折々の表情を醸し出す植栽を配置。外構の木の色は植栽の緑との相性がとても良く、建物に季節感を与え、年間を通じて目を愉しませてくれます。植栽は適当に光を通し、ほどほどに外からの視線を遮ってくれます。緑のカーテンは、程よくプライベート空間を保ち、天気の良い日にはデッキで楽しく過ごせます。

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お友達と一緒に料理を愉しむ


「休日には友達を呼んで調理を楽しむ住まいにしたい」というのが住まい手のご希望でした。だから、住まいの中心は”ダイニングキッチン”。L字のキッチンは移動することなく作業台とグリル台に手が届きとても機能的です。高さも奥様の身長にぴったりで、長い間作業しても苦になりません。キッチンとダイニングの間には、独立した作業台がもう一つ!友達を招いては一緒にパンづくりやお菓子づくりができるよう、ラウンド型の作業台にしました。

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そして、キッチン側の壁全体に作り付けされたキッチン収納。冷蔵庫まですっぽりと隠れるほどの大収納。扉を全て引き戸にしたことで、動線を気にすることなく収納の開け閉めができ、作業中は全て開け放つことで作業効率もアップします。日頃は全ての扉を閉めることでリビング空間をすっきりさせています。キッチン、ダイニングそしてデッキ空間まで含めたリビング空間は、家族が暮らしを愉しむためのステージです。

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