住宅街の中の外構を考える

住宅に関することは何でもやってます。

という事で、外構工事の事例を追加します。

 

場所は閑静な住宅街です。道路が整然と通っている割に、空き家が多い場所です。

↑大谷石が混じったブロック塀とアルミフェンス。門塀はタイル貼り。

形状は決して悪くないのですが、材料の風化はどうしても防げませんね。

今回お客様からは、「とにかく全部変えたい」「車は2台停めれるように」

「とにかくかっこよくして」とだけしか言われませんでした。

(非常に難しくもあり、非常にやりがいのあるお言葉です)

 

塀をどうするか。車はどう停める?

色々考えた末、こうなりました。

 

門塀を撤去し、車1台は今まで通り。

もう一台は道路と並列に停められるように侵入口を斜めに広げました。

ちょうど斜めに切り取った部分を植栽コーナーとし、アッパーでライトアップ

することで、家のアプローチだけでなく通行人に対しても安心感を与えます。

 

あとは植栽です。

板塀はわざと下を空けて、通行人にも緑が感じられるようにしています。

(植栽は植えたばかりなので、成長したらもっといい雰囲気になると思います)

防犯的にも隠れる場所がないので、逆に安全ですね。

 

外構に限ったことではありませんが、単に建物の事だけを考えれば良い家づくり

とは言えません。

 

周辺の環境も大事ですし、数年後にはどういう風になるのかを考慮して、

計画します。

当たり前のようで、中々実行するのは難しいんですよね。

 

また一つ感謝が増えました。

 

村野

マンションリノベーション

キッチン交換工事。

同じ大きさの交換工事ならいいのですが、今回は、奥行きが1mと大きなカウンター。

いつも何かと無理難題を聞いていただける職人さんを逆指名して、万全の態勢を整えてスタート。

外階段で男性4人で声を掛け合いながら、上空を利用してゆっくり運んでいきます。

部屋の内部では、曲がり切れないので外廊下に面した部屋の掃き出し窓から搬入。

3mぐらいまでは軽くいけるよと冗談を言っていましたが、汗だくになりながら、無事搬入。

無事設置を終え、一安心です。

TOKITO

目地の隙間

こんにちは。

いよいよ完成に向けて、仕上げの段階です。

大したことではないのですが、
やってみると意外と見た目の効果が大きかった「珪砂」。

元々目地を入れなくても良いタイルを使用したので、
使うか迷たんですが、、、。


いわゆる砂なので、軽く撒いて、ホウキで掃くだけです。

でもこれ、雨で流れちゃいます。

村野

コンクリートを打つ

東京では雨続きの記録更新を果たし、いよいよの外構工事再スタートです。

駐車スペースでは一般的な「土間コンクリート」。

砕石(3~5cm程度)を敷いて、
付き固めた後にコンクリートを流し込みます。

コンクリートだけではなく、「ワイヤーメッシュ」という鉄筋を挟みます。
鉄は引っ張りに強く、圧縮に弱い。
コンクリートは圧縮に強いが、引っ張りに弱い。
要するに、この鉄筋を入れることでコンクリートが収縮した時に割れにくくしているのです。

これが住宅の基礎になると、鉄筋は10ミリ以上の太さになります。

兎にも角にも完成が待ち遠しいですね。

下のブログも参考にしてください。

村野